占いというもの

「私は占い師です」と名乗るようにはなったけれど、本分は占いではない、というお話の続きです。

皆さん、占いって「当たる」とか「当たらない」って言いますよね?ネットを見ていても「当たる占い師10選!」なんてページをよく見かけます。どうやら世間では占いは当たるか当たらないかが重要らしい。

でも、そもそも「当たってる!」って言えるという事は、そのことについて自覚がある、という事ですよね?自分が知っていることなわけです。知っていることをお金を出して聞きに行って、何になるのでしょう?

本当に知りたいのって、その先の「じゃあどうしたら好転するの?どうしたら幸せになれるの?」なわけです。

「いや、私は結婚できるかどうか知りたい」「私はこっちの道とあっちの道のどっちが幸せになれるのかを聞きたい」という声もよく聞きます。つまり未来予測。

でもね、確定した未来って、実はその時点では無いんですよ。自分が思いつくことや現れた選択肢は、どれにも色々な可能性があって、どれを選べば幸せになる、なんて誰にも言えないんです。それよりももっともっと重要なことが沢山あるんです。

占い師や霊能者がこうなりますって断言すると、それが聞いた方の潜在意識にサクッと入ってしまいます。潜在意識に入ると自動操縦でその方の意識はそちらに向いていってしまいます。それが占いの基本的な仕組みです。

もちろん、中には例外があります。

それは明らかな導きの場合。本人が全く想像もしていないような事をとても具体的に示されることがあります。そういう場合は、生まれる前から決めている重要なターニングポイントとして、設定されている事が多いです。自分に準備が整ったら、誰からどういう導きを受けるか、と。

でも、何にせよ、人に自分の人生を決めてもらうスタンスになったら、それはもう幸せからは遠ざかっている状態です。

あなたの本質の部分(ソースとか源とかハイヤーセルフとか)は、あなたに、あなたらしい人生をあなたの力で楽しく進んでいくことを心から願っています。途方もない愛でそれを応援して導いています。人に依存して人に自分の人生の決定権を渡すことなんて大反対なんです。

なので特殊な場合を除いて、あなたの本質部分はこちら側(占い師や霊能者など、視る側)に未来のことなんて教えません。教えてしまったらその瞬間から人生は冒険ではなくなり、喜びは予定調和になり、使命は義務に変わることを、本質は知っているからです。

なので私が占いで視る部分は、あなたが持って生まれた特質や課題のみです。あとは直接あなたからお話を伺います。普通にカウンセリングをします。

信頼関係が育つにつれて、あなたのハートが私にオープンになるにつれて、私の元にあなたのハイヤーセルフからメッセージが届いたりもします。あなたの感情や思考回路が直接視えたりもします。でも、答えなんて絶対にくれません。テーマとなっていることや引っかかりやすいポイントや腑に落とすためのキッカケくらいしかくれません。

じゃあ私の本分は何なのか?

また長くなってしまったので、続きは今度(^^)/

なんだか引っ張ってるみたいでごめんなさい(^-^;

この記事を書いた人

cocorosalon